福岡市の設立登記0円となる補助金とは
今年度も募集の新規創業促進補助金
福岡市では、2021年4月から前年度に続き、令和3年度 福岡市新規創業促進補助金の募集をしました。
この補助金は、会社を設立するために必要な登録免許税額の一部を補助するものになります。2020年度も募集がありましたが、継続して募集が行われるようです。
(出典:福岡市ホームページより)
本来であれば、法務局登記の際に支払わなければならない登録免許税が0円(国の事業プラス市の補助金)となるという利用価値が高い措置となります。
会社設立登記が0円
国の実施する特定創業支援等事業と当補助金を活用して会社設立登記が0円となるメリットがあります。
0円になる仕組みを簡単に説明すると、下記の通りとなります。通常必要な設立登記費用である最低額15万円(株式会社の場合)が当補助金まで活用することで実質負担額が0円になります。
(出典:福岡市パンフレット「福岡市新規創業促進補助金のご案内」)
活用したらお得だが申請時に注意したいこと
上記の補助金について、株式会社の場合に負担がかかる登記費用最低額の15万円がカットされることは大きい恩恵と言えるでしょう。
ただし、補助金の要件と期間には注意が必要でしょう。
(要件)
当補助金の要件としては、特に特定創業支援等事業を受けていることに注意が必要です。こちらは特定の知識(経営、財務、販路、人材育成)を習得することが必要であり、ある程度の時間的な余裕が必要と言えるでしょう。また予算設定があり、募集期間内での先着順となる点も要注意です。
【参照】
- 福岡市サイト「福岡市で創業する時のメリット~特定創業支援等事業のご案内~」
- 当サイトの福岡市新規創業促進補助金に関する記事