福岡での株式会社設立費用はどのくらい節約できる?<設立手続きFAQ>
福岡での会社設立コストは
福岡で会社設立をした場合の設立コストについて、「一体どのくらいのコストがかかるのか?」疑問をお持ちの方も多いことだと思います。
今回の記事では、福岡で株式会社を設立した場合のコスト感について参考情報をお届けいたします。会社設立時は、様々なことでお金が出ていくので、少しでも節約したい方はご参考ください。
福岡市での会社設立コスト
福岡で会社設立を行う場合の総費用はいくらになるか、こちらについてはビジネスの規模、事業内容、創業時の状況、初期コスト、雇用する従業員人数などによって変わってきます。
ここでは、あくまで会社設立手続きに限定して、設立完了するまでに必要なコストはどのくらいになるかに絞って記載していきたいと思います。
ちなみに、下記の福岡市が公表さいている開業パンフレットの事例にあるとおり、概算で27万円程度と記載されています。大きい金額になりますので、少しでも節約できないか検討したいところです。
(出典:福岡市「開業ハンドブック」より抜粋)
株式会社設立時に生じる最低コスト
上記の表のうち、定款認証手続き(5万円)と設立登記申請手続き時の登録免許税(最低15万円)については、必ずかかってくるコストと言えます。
項 目 | 金 額 | 支 払 先 |
定款認証手数料 | 3万円、4万円、5万円 (資本金額によって変動) |
公証役場
(博多公証役場など) |
登録免許税 | 資本金の額の7/1000
または 15万円のいづれか多い額 |
法務局
(福岡法務局など) |
こちらは全国一律で決まっているコストであるため値引きなどはできません。ただし、後述する補助金制度(例:福岡市役所のケース)を活用すればコストダウンを図ることも可能です。
安く抑えられる設立コスト
上記の定款認証費用と登録免許税については、法律で決まった金額であるため、安く抑えようとしても、抑えられるものではありません。定款認証については、2022年1月から改定があり、資本金の額を調整することで若干の削減も可能です。
ただし、上記の表のうち、いくつかは節約可能なコストもあります。例えば、法人の印鑑費用(通常は丸印、角印、銀行印のセットで買うことが多いです。)については、格安の印鑑をインターネットなどで探せばコスト節約につながることでしょう。
また、割と高額である司法書士の報酬については、もちろん自分自身で会社設立すれば0円となりえます。ただ、専門的な知識も必要になり自分で設立するのは少し不安という方であっても節約できるチャンスはあります。
法人設立後の税理士契約を決めていなければ、税理士事務所によっては、顧問契約が条件として司法書士手数料を0円とする設立応援サービスなどもあります。当事務所でも設立手数料0円キャンペーン(先着順・月3社まで)を行っていますので、お気軽にお問合せください。
福岡市での設立なら登録免許税も0円に?!
福岡市での会社設位に限定されますが、福岡市で募集している「福岡市新規創業促進補助金」と国の制度を合わて利用すれば、上記の登録免許税最低額15万円も0円にすることが可能です。
こちらはあくまで上記の補助金の条件を満たして補助金の対象期間に申請・確定すればの話となりますが、福岡市で会社設立するのであればお得な内容となります。
福岡で株式会社を設立するなら
もし、福岡で株式会社を設立することをお考えで、税理士が決まっていなければお気軽に当事務所にご相談ください。上記で触れたように、設立手数料0円キャンペーンも実施していますので、自分で節理するりよりお得に会社の設立ができてしまいます。
株式会社の設立以外にも、合同会社の設立、一般社団法人の設立、一般財団法人設立、農業法人、NPO法人、社会福祉法人の設立にも対応しています。